社員目線で人事課題を見付けるとは?ビズリードコンサルティングがブログを始めた理由②
人事課題は人事の問題ではない。
前回のブログの続きです。
私達のブログのポリシー【人事課題を漫画でシェアしたい】という点について、もっと深堀したいと思います。
人事課題というと、人事部の課題と思われがちです。
各セクションごとに担当任務があり、責任を持って事業を推進していくことが正しいあり方なのですが、私は人事がその気持ちが強すぎると危険だと思っています。
人事課題は会社の課題であり、会社=社員の課題であるという意識があるのと無いのとでは、現場との連携や浸透力に大きな差が出ると思います。
それが、漫画の中に出てくる「人事目線」と「社員目線」です。
第一回目のブログはこちら↓
人事は「ひとごと」と言うジョークは笑えない
長く人事をやっていると「所詮人事なんて、ひとごとなんでしょ」と言われたり、言っている人を見たりしたことがあります。
悲しいな…と思います。
そう言われてしまう職業に、という事ではなく、そう言わせてしまった自分の能力の無さに、です。
会社で起こる人事課題は社員の生の悩みや課題であるので、生き物のように変化もすれば成長もしたりします。
人事課題は人事が「定例会議で提案する為」でも「人事部の存在をアピールする為」でも無く、社員の現在進行形で抱えている病気のようなものです。
優秀な人事は「あるある」から「問題化するリスク」を先読みして、経営に提案し改善できる人事ですが、中々そのような人事は居ません。
であれば、このブログから「あるある」を発信して、人事課題を見付ける習慣が付くことが出来たら良いなと思いました。
もちろん全てを問題視するのではなく、「何故、こういう状況になったのか」を社会的要素等から多角的に判断できるなと思っていますので、国が公表しているデータなのども多用する予定です。
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