人事コンサルは見た!

”人事課題”や”会社あるある”を漫画にしてシェアするブログです。

【良い人事・ダメ人事】良い人事がいる会社とダメ人事がいる会社とではこんなに違いがある!

 

 「人事」という仕事に興味を持っている人が、このブログを読んで下さっていると思い、今後より突っ込んだブログを書いていこうと思います。

その名も、「良い人事」「ダメ人事」です。

良い人事とダメ人事を書こうと思ったきっかけ

このブログを書こうと思いついたのは日本の人事部さんのこの記事

jinjibu.jp

人事白書調査レポート「いい人事部」とは?

思わずTweet!

この記事を読んで、私のこれまでの経験から「ダメ人事」が次々と思い浮かび、思わずTweetしてしまいました。

 

良い人事とダメ人事とでは会社に与える影響はこんなにも違う

ハッキリと言えることは「良い人事」に恵まれた会社は会社が活気付き、人材が育ち、業績も向上します。

一方、「ダメ人事」が居る会社は多くの場合、経営陣が嫌われ、社員の士気が下がり、業績もあまり伸びないと聞きます。

また「良い人事」に恵まれた会社は、「良い人事」が集まりさらに良い循環になります。

一方の「ダメ人事」は何がダメなのか、気付くことも出来ません。

この状態が3年後、5年後にもっと大きな差になっていることは、簡単に想像が付くでしょう。

良い人事「部長からの指示の受け方」

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良い人事は、部長に補足しなければいけない情報を即座に取捨選択し、優先順位を付けて交渉に入ります。なぜ、人件費が高騰しているのか、それは一時的なものなのか、計画に沿ったものなのか。その上で、部長が再度検討をし最善の決断をする為のリードを取ります。

ダメ人事「部長からの指示の受け方」

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「あ~~……はい。」

これはつまり、

「あ~~(部長何も分かってねーな。現場からクレーム来ても知らねーぞ)はい。」

と、頭の中では部長の支持について否定的なのに、「はい。分かりました。」と部長には伝えていますね。

この後、彼が「部長がさ~、採用活動ストップって言ったからさ~」と人事部の同僚や現場の責任者に連絡して回る姿が目に浮かびます。

これは、「仕事放棄」です。

「上からの指示命令は絶対」というのは、人事部にはあってはならないと思います。

経営陣は、「人事部は会社の内情をどこの誰よりも深く理解している」と思っています。

このケースでは内情を知っていた、けれど提言しなかった、つまり人事の仕事(内情理解)を怠っています。

知っていたけど言わなかったは、知らなかったと同等です。

ダメ人事は何故、上の言うことに逆らえないのか

上の言うことは絶対!というタイプの人事は、多くの場合自分の判断に自信が無いのです。

熟年の経営層に「お言葉ですが!」と最初から物を申せるほど、情報や経験がありません。

だからといって「上がこういったから」とその指示通りに動いた結果、現場や他部署に大迷惑を掛けてしまったら元も子もありません。

解決案

「イエスマン」型のダメ人事から良い人事になる為に、下記の点を提案します。

  • とにかく社内の情報に敏感になり、俯瞰して物事を見られるようになること
  • 上、特に経営層の指示には必ず【会社が良くなる為に】が付いていると意識して指示を受けること
  • 先読みした未来が好転していないけど自信が無いときは【提言】ではなく【相談】から入ること
  • 上も何も知らない、自信が無い時代を経験しているので、恐れないこと

 人事は物を作ったり、売上を上げたりする部署ではないにも関わらず、社員の異動や評価といったデリケートな課題を扱う部署ですので、人事という人物の一挙手一投足を見られがちです。

私も自分はそんな立派な人間じゃないのに、人事の仕事をしているだけで「さすが人事ですね~」と冷やかされたことは多々あります。自分に自信をつけるために何冊も本を読んで頭でっかちになった事もあります。

同じような気持ちになったことのある方と、ブログを通して繋がれたら良いなと思っていますので、是非とも今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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人事・組織コンサルティング/ビズリードコンサルティング株式会社

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