時差Bizに参加した当社の取組みの紹介とテレワークに向いている人、向かない人をぶっちゃけます
目次
「時差ビズ」についての投稿は3回目です。
1回目のブログでは都心の異常な満員電車が日常化している経緯について書きました。
2回目のブログでは各社の取組みと、Twitterでの反応を書きました。
今回は当社の具体的な取組みと、特に時差ビズの恩恵を受けた私から見たテレワーク(在宅勤務)に向いている人、向いていない人をぶっちゃけたいと思います。
ビズリードコンサルティングの取組み
当社はたった5名の会社ですので、それぞれのライフ・ワークスタイルに合わせて自由に出勤時間を設定できるようにしています。
出勤時間は定時の前後30分~1時間の幅を持たせることが可能です。職種が全員違う為、自分の仕事の状況は自分で管理をする事を前提に承認されて運用しています。
働く母の朝が変わる予感がする【時差ビズ】
一番恩恵を受けている私(筆者)の場合を紹介します。
私には幼稚園に通う子供がいる為、毎朝の支度は戦争のようです。子供は親の思うとおりに動いてくれませんからね……。
血圧はマックスに上がっているのでしょう、朝の通勤電車では疲れとやり終えた安堵で放心状態です。
「通勤時間を有効に使いたい」と、以前からこの気持ちはあったのですが、放心状態の私の頭の中には英会話レッスンも、ベストセラーの本も入ってきませんでした。つまり、毎朝の通勤電車はただただ乗っているだけの時間でした。
なので、この時差ビズを機に在宅勤務をする事で送迎+通勤の3時間が節約され、自分のしたい事に活用できることは非常に有意義な取組みだと身をもって感じています。
テレワークに向いている人、向かない人
正直、テレワークは人によって向き不向きがあるように感じられます。
それは自分が当事者として、「テレワークってサボろうと思えばいくらでもサボれる」と感じているからです。私は信頼してくれる仲間や会社を裏切りたくないという青臭い気持ちが強いので、特に監視などはされていないのですが、いつも以上に成果を出したいと思えるタイプです。
しかし、在宅で誰も見ていない状況で「頑張る」というファジーさはテレワーカーとしても不安はあります。
ひとまず、私が感じたテレワークの向き・不向きを下記にてまとめてみます。
テレワークに向いている人
- レスポンスが早い、報連相がマメな人
- 成果に拘る人
- 時間に制限の有る人
1.レスポンスが早い、報連相がマメな人
テレワークを導入するネックになる理由の大部分を占めているのは、「そこに居ない不安」という点に尽きると思います。そこに居ればすぐに話が出来るのに、居ないと出来ない。これを解消するには、あたかも近くに居るかのようなクイックなレスポンスをするしかないでしょう。会社に居る皆と同じ時間を過ごすという意識を、いつも以上に心がけられる人が向いている人といえます。
2.成果に拘る人
成果が見えない職種はまずテレワークの導入は難しいと思います。またマネジメント側も「最低でもこのくらいは結果を出すこと」が管理できないといけないと思います。それらを会社と自分との約束事だと自覚し、達成させる事に拘る人でなくてはいけないと思います。
3.時間に制限がある人
自分の事で恐縮ですが、私には幼稚園へのお迎え時間という制限があります。その後は育児という業務が待っている為、就業時間以外に働くことは出来ません。労務管理は企業の責務でもある一方で、テレワーク導入企業にとって「労務管理が出来ない」という問題はネックポイントになっていることは確かです。その点、ライフスタイルに時間の制限がある人は自ずと就業時間の管理も厳格になるが故に、マネジメントはしやすいと思います。
テレワークに不向きな人
以上の3つの点がテレワークに向いている人であり、逆を返せば、テレワークに不向きな人は
- レスポンス、報連相にルーズな人
- 成果に拘らず、約束にルーズな人
- 時間に制限がなく、ルーズな人
が、一例に挙げられると思われます。
しかし、従業員同士に平等性を持たす事も人事の役目であるため、これら不向き要素を持つ人にもテレワークが出来る環境をいかに作るかがポイントになってくるでしょう。
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