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”人事課題”や”会社あるある”を漫画にしてシェアするブログです。

求める人材はどこに?人材採用の難しさと今後の課題。超売り手市場を採用担当者が乗り切るには。

求める人物像はあるのに、採用できない!

2017年、ますますの人材不足、超売り手市場です。

世の中の人事採用担当者は「明確な求める人物像があるのに、全然出会えない!」と必死で採用活動をしています。

新卒採用の場合はポテンシャル重視で採用して、入社後の会社のフォロー次第である程度はポジションに収まるように育成できます。

問題は中途採用です。中途の場合はそうはいきません。何故ならほとんどの場合、急な欠員や、予め決められた計画に沿って採用活動を行う為、明確な採用人物像が決められているからです。

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退職願がまさかのあの人だった…

なかなか採用できない希少レイヤーの社員が辞めた時なんかは最悪です。

(私の感覚知では現在はWEB系人材、特にディレクターは苦戦しました…)

採用予算を組んで、どこの媒体に求人を出すか、ビジュアルで訴求にするか。それが高額求人媒体だった場合は失敗は許されません。

希少なレイヤーの採用となると、担当者はとにかくもう必死で成功報酬型の紹介エージェントにお願いするしかありません。

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※漫画はイメージです(笑)

求める人物を採用するためには半年以上も時間を要する場合もあります。

転職者もすぐに転職できる人ばかりではないですし、希少レイヤーの採用となると候補者と会うだけでも相当数の網掛けが必要です。それでも「絶対に採用が出来る」という保証はありませんから、希少レイヤーの人材の場合は、退職決定後からの採用ではよほどの人気企業で無い限り、充足まで時間が掛かると見込んだ方が良いです。

昨今の人事には戦略人事が求められています。戦略人事とは、アンテナを高く保ち社内の情報を日頃からキャッチアップし、退職による適正配置やプロジェクト管理、人材開発などを通して人材をマネジメントできるスキルです。

一番困るのは人材が居なくなってしまった現場ですし、現場が苦しくなって第2、第3の「井上さん」を生まない為にも、日頃からの戦略人事が経営にも影響をする事を心掛けないといけないですね。

 

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人事・組織コンサルティング/ビズリードコンサルティング株式会社

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