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仕事がデキる男は、家庭と育児も両立デキるか?意外と忙しい専業主婦のタイムスケジュールをこなす為には働き方改革を!

妻と夫の1日の予定を確認、改善点を洗い出す

前回のブログhrcomic.bizlead.jp

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突然妻が倒れたという知らせを受けた課長。

これまで妻に頼りきりだった事を反省し、繰り返さない為にも自分と妻のスケジュールを見直してみます。

すると、あまりに過密スケジュールだった妻の1日に驚愕しています。

妻は自分よりも早く起きて以降、ほとんど休まずにあれこれ家事や育児に追われていました。しかも睡眠時間は自分よりも短い状態。

これでは倒れて当然です。

一体、何が原因でこうなってしまっているのか。

それは、ずばり夫の帰宅時間が遅い事が原因です。

働き方を変えなければ、家族の負担が増える

課長の場合、平均帰宅時間が21時を過ぎています。その為、妻は21時以降も夫の食事の世話や後片付け、自分の入浴の時間も就寝時間も後ろ倒ししてしまいます。

課長の帰宅時間が今よりも1時間早ければ家事も1時間早く終わり、妻が自分の時間を作る余裕も出てくるはずです。

家族の事を想うなら、まずは早く帰宅をする事が先決です。

政府が進める「働き方改革」と現状

日本人は勤勉で仕事熱心。というイメージはないでしょうか。

日本人は世界中のどの国よりも働き、それなりに生産している、というイメージもないでしょうか。

少なくとも私はそう思っていました。よく働きよく稼ぎ、よく生産している国だと。

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働き方改革実行計画(平成29年3月28日働き方改革実現会議決定)の資料の一部です。

一労働者の一時間当たりの労働生産性は、他4先進国比で最下位、特に米仏独との差は拡大傾向にあります。

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 日本より一人当たりGDPの大きな国(青丸)の多くは、一人当たり総労働時間が短いという結果も出ています。

つまり、これまでの「よく働く=長時間労働」は「長い時間労働しているだけで生産性は低かった」と証明されています。

1人の優秀なプレイヤーよりも、1人の優秀な育成者(マネージャー)が欲しい。

課長の場合は成績も優秀で周囲からの評価も高い人材ですが、本当にこの状態がベストでしょうか。

課長は、自分のような優秀な成績を残す社員を増やす事、育成する事こそが本来の使命ではないでしょうか。

自分の仕事を部下に振り分け、二人、三人と戦力化していけば、会社全体の売上は上がるはずです。

今回のように、課長の家族に負担が掛かり、家族が倒れた為に課長は一時的とはいえ戦力から外れることになります。そうなると会社は1から0になり、大きな損失です。

妻が倒れた事で、どれほど自分が家族に負担を掛けていたかを自覚し、自分がこれまでと同じような時間の使い方が出来なくなった事で、生産性の低さに気付いた課長が今後どのような「働き方改革」を実施するか、次回ブログでUPします!

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人事・組織コンサルティング/ビズリードコンサルティング株式会社

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